包茎手術後に痛いと感じたら合併症の可能性

成長期の段階に入ると、股間の亀頭が徐々に剥けていきます。しかし遺伝によって元々小さかったり、何らかの原因で剥けずに残ることを包茎というのです。この包茎は市販されている器具を使うなど自助努力で改善できる場合もありますが、それでも改善が見込めない場合には治療期間で包茎手術を行い切り取ってもらうことになります。

ただ包茎手術で切り取ってもらうことで改善が出来る代わりに注意点があり、それは手術後に渇いていくうちにだんだん痛みがなくなるのが普通です。手術後に1か月以上たっても痛い感覚が抜けない時には、異常が出ている場合があります。元々包まれていることで雑菌の影響を受けなかったのが、手術によって包茎手術で意図的に剥かれたことで防御力が落ちたことで細菌が付着してしまった恐れがあるのです。

これを放置すると、膿がたまってしまい最悪のケースとして壊死し切り取るという事にもなりかねない事態になります。1か月たって痛い感覚が引かない時には、すぐに包茎手術を行った医療機関を受診しすることが大事です。

合併症を引き起こしたときの対処法

包茎手術の1か月以上たっても痛い感覚が引かない時には、細菌が繁殖し炎症を起こしている場合があります。医療機関で包茎手術をしたことを伝えて、早急に対処する必要があるのです。どんな治療を行うのかというと、表面に細菌が侵入し炎症を起こしているので専用の洗浄液を使ってふき取りを行います。

洗浄液を使ってきれいにしたら、患部を見て雑菌を死滅させるための薬を塗って様子を見るのです。処方される薬として、毎日ウイルス感染を予防するためのジストマロックなどの薬を服用し続けて完治を目指します。それでも痛みが引かない時には、カテーテルを使って細菌が感染した場所に直接薬を塗って炎症を抑える治療を行うのです。

再手術をする場合には命に係わる事案のため、通常の包茎手術と違って保険適用が出来ます。そのため無理をせずに早急に、痛いと感じた時には細菌の感染度が深刻ではない早いほど治りが速いので受けることがお勧めです。

まとめ

男性固有の悩みである包茎は自助努力で改善することができますが、状態によっては手術で取り除く必要があります。ただ手術で取り除く場合、正常な剥き方をするわけではないのでまれに雑菌が侵入して炎症を起こす場合があるのです。炎症を放置すると、壊死を防ぐために切り取らなければならない場合があります。そんな状態にならないためにも1か月たっても痛い感覚が抜けなときには、再治療を受けて早急に炎症を治すことが重要です。