包茎手術を受けて痛い時のお風呂

包茎手術を受けた後には少しの刺激で痛みを感じる可能性があります。しかし、だからと言ってお風呂に入らなければ手術箇所に細菌が入り、炎症などを起こしてしまう恐れがあるので痛みを我慢しながら入ることになります。通常と同じような入浴スタイルでは包茎治療の箇所が痛くなってしまうので、いくつかの工夫が必要です。

その1つ目はお湯の温度を低めに設定することであり、基本的には40度未満にしておくと痛いという感覚が起こりにくくなるとされています。ただし、あまりにも温度を低くしてしまうと風邪を引くといった他の問題も発生してしまう可能性があるので、ほどほどに低めの温度を意識しましょう。

施術箇所を強く洗わないことも大切です。包茎手術は施術後すぐに完全な状態になるわけではありません。徐々に状態が落ち着いていく仕組みになっています。その段階で強く洗ってしまうと仕上がりに問題が発生してしまうことがあります。そのため、特に優しく洗うことが重要となります。

入浴時間は通常よりも短めに

お風呂に入ること自体は包茎手術の施術箇所にとって悪いことではありません。血流を良くすることによって回復を促進する効果も期待できます。しかし、長湯には気を付けておく必要があります。人はお風呂に長く入るとだんだんと体の様々な箇所がふやけていきます。

これが施術箇所の痛みの遠因となる可能性があります。いつも20分入浴している方は10分、30分入浴している方は15分というように概ね半分の時間にすることが有効です。固めのタオルを使っているという場合には包茎治療の状態が落ち着くまで柔らかめのタオルに変更しましょう。

ボディソープはなるべく低刺激性のものの方が安全です。包茎治療後に施術した箇所に負担をかけることは痛みを発生させるだけでなく、包茎手術結果の良し悪しにも影響する恐れがあります。痛いことが原因でどうしてもお風呂に入ることが難しい場合には、ガーゼなどで痛みの発生している箇所を覆った上で入浴することも選択肢の1つです。

まとめ

包茎手術後にお風呂に入ると痛いと感じる方も多いかもしれませんが、患部を清潔に保つためには入浴も重要な要素といえます。ガーゼなどを上手く使って包茎手術後の痛いという感覚を緩和することが大切です。お湯の温度には特に気を付けておき、熱すぎると感じた場合には無理をせずに一旦冷ましてから入るようにしましょう。お風呂に入ったことによって何らかの違和感が発生した場合には、病院に連絡を取ってしかるべき処置を行う必要があります。